ひとりぼっちは寂しいブログ

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少女不十分 読んだよ

 

少女不十分 著:西尾維新

 

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異様な不気味さを纏う表紙。

僕は西尾維新物語シリーズめだかボックスでしか知らないが、冒頭から異質だと分かる。小説ではなく、自伝なのだ。

それにしても僕は西尾維新が好きだ。回りくどい、くどくどねちねちとした描写が好きだ。この人の本の特徴にあげられる、無駄話が長すぎる、というところが僕は好きなのだ。トリビアの泉にも出せないような無駄知識や、長ったらしく意味のない描写。全てが好き。

というわけで、そんな西尾維新作品の中でもとりわけ無駄話や無駄描写が多いこの本は僕の暇つぶしにぴったり。序盤は本当に物語が一切動かない。中盤ものろのろとした展開で、終盤に至ってもガラリと動くとは言い難い。

明らかに人に勧め辛い。どう足掻いても西尾維新が好きな人のための西尾維新作品。でもそれがいい。僕は西尾維新信者だから…。

 

西尾維新が大好きで大好きでたまらないという人にのみ勧める。逆に、その条件に当てはまる人は読まないと損だ。クライマックスはドラマチック。

ちなみに主な登場人物は、主人公と少女の2人だけ。

Mr.G&W特有の行動やネタについてちょろっとまとめてみたよ

 

タイトル通り。

ほぼトレモ調べ。

 

 

ジャッジ関連

「1」2%。自分に12%。明らかに最弱の技。

「2」4%。相手をいくつかの確率で転倒させる能力。ダウン連対応技。

「3」6%。プリンのはたくのような攻撃。シールドを大幅に削る。

「4」8%。斬撃エフェクト?ただの攻撃。ふっとばしも微妙で、当てた後も何もつながる余地がないため、1以外では最も弱い。

「5」全段で12%。4段ヒットで電撃エフェクト。連続ガードになる。ジャッジ唯一の多段ヒット技。

「6」12%。炎のエフェクト。ふっとばしがそこそこ高く、ベクトルが真横なので一部キャラはこれが最も辛いだろう。(マックとか)

「7」14%。りんごの回復は4%。確かダウン連対応技。

「8」9%。凍るため、追撃が入る入る。しかし凍ってる間はダメージが半減(くらい)される。

「9」32%。ふっとばし最強。シールドも大幅に削る。実は他の数字に比べてわずかに当たり判定が小さく設定されているため、下投げジャッジの確定帯と下投げジャッジ「9」の確定帯は結構違う。

 

尚、前作ではジャッジの数字は前回前々回出た数字は出ない等のルールがあったが、今作は完全にランダムだと思われる。運が良ければ9を連続で引くことも可能。

 

 

ネタ関連

 

DA後半

ダッシュ攻撃には実は前半部分と後半部分が存在して、後半部分を当てると後隙が非常に短くなる。(ガーキャン掴みすら入らない)

NB

ソーセージが出るタイミングと同時に着地するとソーセージが出ず、フライパンを下げると同時に着地すると滑る。どちらも猶予は1F。

下Bジャンプ

空中ジャンプを消費せずに、下Bを使い、空中ジャンプ後にもう一度下Bを使うと普通の空中ジャンプよりもふわっと浮き上がる。これにより復帰距離を少し伸ばすことが出来る。

壁受け身飛びに下Bジャンプを使うとこれのさらに3倍くらい浮く。

上B

上Bのパラシュート状態で踏まれると上Bが復活

風付加攻撃

下強、上B、空上は相手を浮かせることが出来る。

その場崖上がり

他のキャラと比べて、非常に見辛い。判別し辛い。

ステップ

ステップの全体フレームが短い。

ダウン連対応技

ダウン連に対応した技は、前述のジャッジ2、7、それと空前カス当てしかない。シェフのソーセージすら対応していない。

 

誰かゲッチ使いの修正追記求む

独断と偏見にまみれた、僕が思うキャラ別強者 ―リュカ編―

 

 

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リュカ編。

概要はこの記事の初めの方を読んでね。

song1000.hatenablog.com

 

 

 

たいへいた / Taiheita(@Tihit212)

オンライン オフライン

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  • カリスマ6 準優勝
  • 第8回スマバト ベスト6
  • 7期、8期スマメイトランカー

さやかがかわいい。

リュカと言えばこの方、たいへいたボーイ。またも、ZeRoに選ばれた男シリーズ。

かのそんぐんとスマメイトで20連戦の末、ボッコボコのバッキバキにし、レートを124奪い精神崩壊させ病院送りにした話はあまりにも有名。

カリスマの準優勝ではSH、あとりえに勝利し、ホントの最終決戦まで9Bと激闘を繰り広げた。また、スマバトの6位は強者と当たりまくっている。SMASH RECORDという神のサイトによると、Sylph、あとりえ、Shogun、シグマ、きぃ、かめむしに勝利、負けたのも小森霧、エッジという関西オールスターっぷりだ。このメンバーと戦ってのベスト6という結果は数字以上に大きい。

 

絶妙な間合い管理からのPKファイヤーとジャンプヒモヘビで相手を寄せ付けず、常に自分の優位な距離を保ち続ける。無茶な差し込みをしてきた相手には空前や引き掴みで差し返し。攻守ともにバランスの良い立ち回りだ。

下投げからのコンボも、ベク変を見てから色々と対応し、低パーセントでは踏み台ダウン連などテクニカルな技も狙ってくる。下投げ→踏み付け→急降下空下→横強カス当て→起き上がりに空上→踏み付け→繰り返し といった永パではないが、凶悪かつ難解なコンボもお手の物。もちろん中パーセント時の空NAや空前、高パーセント時の空上なども極めて正確に当ててくる。

あとは、復帰精度が人外。PKサンダー復帰は往々にして難しいものだが、たいへいたリュカはXのころから崖ピッタリに合わせて崖外から帰ってくるのが異常に上手かった。前作は崖捕まり阻止があったため、崖ピッタリに帰るのが一概にも正解とは言えなかったが、今作は崖捕まり阻止は無いのでそれが出来ると非常に復帰を狩り辛くなる。今作のシステムまでこの男の味方をしている。たいへいたリュカに追い風が吹いている。

 

そもそも、リュカというキャラは皆さんご存知の通りDLCキャラだ。それまでたいへいたさんはクッパJr.(うろ覚え…)を使用していたが、リュカの復活を熱望していた。そして満を持してのDLCでのリュカの参戦。Xからの相棒、胡麻麦茶もこれには涙。リュカをそんなに好きでもない僕ですらリュカ復活のムービーでうるうるきたくらいだから、リュカ好きはそりゃあ泣くのだろう。

リュカが復活したという事実から既に、この男にとって追い風なのだ。

 

この風に乗り、現状に満足せずもっともっとどこまでもスマブラの高みへ登っていってほしい。

 

 ↓このGF、丸々たいへいたPVに出来るレベルなのでみんな見てね。

 

僕とあぐー 最終章

 

 

Special Thanks:@zo0mani 

 

 

最終章

ゴミカスイカ野郎"あぐー"

 

 

 

そしてそんなあぐーは今スプラトゥーンしかしていない。

嘆かわしいことだ。

あぐーについてブログを書く交換条件で、これからちゃんとスマブラをガチるということなので皆さんお楽しみに。

ここまでたくさん書いてきたのできっとあぐーというプレイヤーのスマブラに期待を持ってくれたと思う。

彼を成長させるためにも、スマメイトや対戦募集で彼と対戦するときはボコボコにしてやってね。

 

 

 

おわり。

 

僕とあぐー 第2章

 

Special Thanks:@zo0mani

 

 

第2章

中級者スレ出身の神童、"あぐー"

 

 

 それからの毎日は切磋琢磨の日々だった。

僕の家で行われた、クラスのスマブラトーナメントで、スネークを使い優勝したあぐー。もちろん仲良くなり、学校が終わって家に帰ってはSkype通話。誇張なしに、毎日だったと思う。そこでまず、あぐーが使用していた謎のテクニックの正体を聞くことになる。

ダッシュ攻撃空振りキャンセル上スマッシュ。略して空キャン上スマと言えば、X勢には馴染み深い響きだろう。それをこいつは大人気ないことに、僕も含め誰一人として知らない中、使用し続け勝利し、優勝した。みんながその行動に対し、なんだよそれと笑ったりわかんねえよと困惑したりしていたが、僕はというと溢れ出すワクワク感を抑えきれずにいた。スマブラってこんな動きも出来るのか、他にもこういう動きとか自分が知らないようなテクニックがあるのかな、というワクワクだ。しかしあぐーもこの空キャン上スマくらいしか知らなかったので、2人で色々なサイトを見たり実践したりして、段々ベクトル変更やずらし、自動着地などを理解し始める。

 そしてちょうどこのころ、段位戦というものを知り、初5段戦が行われているのを生で見ていた。僕はこの時、きるをゴリーはずれいむの3人が大好きになり憧れる。

 

 ここからの僕たちの成長は早かった。オンライン環境を揃え、僕はAmebaや弱い人用タイマンスレ通称弱スレ、あぐーはあぐーで僕とのフレンド対戦などで腕を磨き、ほぼ同時期くらいに中級者用タイマンスレに乗り込んだ。そこは暖かい対戦環境で、対戦し終わったあとに意見を交換し合ったり、褒め合ったりしていた。ぬるいと言えばそれまでだが、褒められて伸びるタイプの僕には合っていた。ここで知り合いもたくさん出来、今でも絡む人もちらほらいるほど。余談だが、僕はスネーク、あぐーはG&Wがこのスレで評価されることが多く、メインが逆だなあと笑っていた。

 僕もあぐーもとんとん拍子で段位を取り、憧れだったゲムヲ使いのきるをさんやならと2人して仲良くなり、よく対戦してもらったりして、ついにはオフにも進出する。ここまで、オンラインを本格的に始めてから1年足らず。この辺りで、その頃の僕たちにとってはまだまだ雲の上の存在だった、ふっくら(シーク)満足(トゥーン)りーん(ピカ)はーべすと(メタ)枯葉(ピット)うりー(メタ/ピクオリ)モモ(ロボット)などなどと仲良くなった。

気軽に対戦できる強い相手が出来たお陰で、ここから成長速度がさらに加速し、最終的に僕は段位戦5段、あぐーは3段まで到達する。そして、こう書くと僕の方が強かったと思うかもしれないが、少なくとも直接対決は互角、いや最後の方はおそらく相当負け越した。あぐーのスマブラは尖った特徴は少なく、平均値(立ち回り、手榴弾の扱い、着地狩り、復帰阻止、バースト拒否などなど)がかなり高いというオールマイティなスタイルになっていたが、明らかに強すぎる部分が1つあった。それは人読みの力で、対戦する身内はほとんどが最初に比べて敗北数が嵩んでいった。と思う。

 スマブラXの集大成として最初で最後の(僕は今作でも行っているが)大阪遠征も果たし、スマバトXFinalに出るが、なんと本戦の敗者側で僕たちは当たってしまう。敗者側2回戦、そんぐんVSあぐー。なんということだ。そこで僕はあぐーにガン処理され、スマブラX人生を終えた。

高校のクラスでのスマブラトーナメントの決勝であぐーに負けて始まったスマブラXガチ勢の道を、あぐー本人によって終わらせられるという綺麗な結果だったし、勝ち目も見えなかったので納得の一言だった。

 

 ちなみにあぐーは、ゲームの才能(それ以外ももちろんあるが)に溢れていて、スマブラはもちろんポケモンやスパⅣなども少ししかやってない割には上手かった。才能人なのだ。その才能人が今何やっているのか?という疑問は当然だろう。長くなってしまったので、それについては次回の最終章で。

僕とあぐー 第1章

 

Special Thanks:@zo0mani

 

第1章

その男、"あぐー"

 

 小学校中学校と厳しいサッカーの練習に耐え抜いてきた僕は、「高校生こそ夢のキラキラ部活動生活♪」なんて思うはずもなく。もうサッカーは懲り懲りだ、いやサッカーどころかスポーツすら当分はやりたくない、だからといって文化系の部も充実しているわけではない、こうして帰宅部そんぐんの高校生活が始まった。

とはいえ、たかが高校生。大学生や社会人ほど見た目やその他装飾パラメータ(何部だの頭がいいだの家が金持ちだの一人暮らしだの彼女持ち彼氏持ちだの)を気にせずにみんなが仲良くなっていった。その中でも僕のクラスの男子は全員が全員仲が良かったなあと今でも思う。要するにクラスに恵まれていた。

 

 さてさて、君たちは新天地で友達が出来ていろいろ話せるようになったら一体何を話す?

 

 僕は単純も単純、というか大方の予想通りの、スマブラ強いぜ自慢だ。地元最強自慢だ。俺が一番強いよと豪語した。こんな小さなことが後に僕をスマブラ界隈に誘うとは露知らず。

一番とまでは言わずとも、俺もスマブラ強いよと言った友達は総勢10人。自分の最強を証明したい僕は、普段あまり開放しない我が家を開放し、何とも狭い空間に10人を招き入れ、スマブラXのトーナメント機能を利用し、クラス最強を決めるトーナメントを開始する。

下馬評通り、僕は着実に勝ち上がり決勝へ駒を進める。それなりに強かったがまあ勝てるだろうという2人に勝利した。もう少しで最強を証明出来るなと思い、少し鼻が高いな、あんまり自慢げにならないようにしよう、と優勝したときのリアクションまで考え始める始末。

 

 しかし、結論から書くとMr.Game&Watch使いの僕は決勝戦で敗退するのだ。敗退。敗北。もちろんダブルイリミネーションなんかではないシングルイリミネーションでの敗退は、すなわち僕のトーナメントの終了を表す。同時に、決勝戦が終わるということは、優勝者が決定したことを意味している。

 

何を隠そう、その優勝者こそが、スネーク使いのあぐーその人だったのである。

 

空が灰色だから 読んだよ

 

空が灰色だから 全5巻 作:阿部共実

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終始不安が付き纏うジメジメ系学園短編漫画。

フィクションならではのサイコパスな登場人物が大勢登場。悍ましいエピソードの数々が語られるが、反面いい話風なエピソードも多く、どんでん返しも多いので話が終わるまでどっちに転ぶかわからない緊張感がこの漫画の魅力。

特に各巻のラストの話は良くも悪くも衝撃のエピソード揃いなので、心してかからないと精神を抉られる。

怖い話が多いので、むしろ普通の話やいい話が記憶に残りやすい。怖い話も、度が過ぎてはいるが大元を辿れば僕たちも良く経験する嫉妬や憎悪から引き起こされるものがほとんど。そうやって広く考えると、空が灰色だからの話は大なり小なり共感できるものばかりだ。流石学園漫画と言えよう。

ちょっとしたホラー話や気味の悪い話が苦手な人には勧めないが、そういったものに耐性がある人はまずは1巻だけでも読んでほしい。

最終回を読み終わった後の感情をそのまま僕に教えてほしい。