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ひとりぼっちは寂しいブログ

スマブラ/アニメ/スプラ/格ゲー/その他諸々/Twitter @song1000

僕とあぐー 第2章

雑記

 

Special Thanks:@zo0mani

 

 

第2章

中級者スレ出身の神童、"あぐー"

 

 

 それからの毎日は切磋琢磨の日々だった。

僕の家で行われた、クラスのスマブラトーナメントで、スネークを使い優勝したあぐー。もちろん仲良くなり、学校が終わって家に帰ってはSkype通話。誇張なしに、毎日だったと思う。そこでまず、あぐーが使用していた謎のテクニックの正体を聞くことになる。

ダッシュ攻撃空振りキャンセル上スマッシュ。略して空キャン上スマと言えば、X勢には馴染み深い響きだろう。それをこいつは大人気ないことに、僕も含め誰一人として知らない中、使用し続け勝利し、優勝した。みんながその行動に対し、なんだよそれと笑ったりわかんねえよと困惑したりしていたが、僕はというと溢れ出すワクワク感を抑えきれずにいた。スマブラってこんな動きも出来るのか、他にもこういう動きとか自分が知らないようなテクニックがあるのかな、というワクワクだ。しかしあぐーもこの空キャン上スマくらいしか知らなかったので、2人で色々なサイトを見たり実践したりして、段々ベクトル変更やずらし、自動着地などを理解し始める。

 そしてちょうどこのころ、段位戦というものを知り、初5段戦が行われているのを生で見ていた。僕はこの時、きるをゴリーはずれいむの3人が大好きになり憧れる。

 

 ここからの僕たちの成長は早かった。オンライン環境を揃え、僕はAmebaや弱い人用タイマンスレ通称弱スレ、あぐーはあぐーで僕とのフレンド対戦などで腕を磨き、ほぼ同時期くらいに中級者用タイマンスレに乗り込んだ。そこは暖かい対戦環境で、対戦し終わったあとに意見を交換し合ったり、褒め合ったりしていた。ぬるいと言えばそれまでだが、褒められて伸びるタイプの僕には合っていた。ここで知り合いもたくさん出来、今でも絡む人もちらほらいるほど。余談だが、僕はスネーク、あぐーはG&Wがこのスレで評価されることが多く、メインが逆だなあと笑っていた。

 僕もあぐーもとんとん拍子で段位を取り、憧れだったゲムヲ使いのきるをさんやならと2人して仲良くなり、よく対戦してもらったりして、ついにはオフにも進出する。ここまで、オンラインを本格的に始めてから1年足らず。この辺りで、その頃の僕たちにとってはまだまだ雲の上の存在だった、ふっくら(シーク)満足(トゥーン)りーん(ピカ)はーべすと(メタ)枯葉(ピット)うりー(メタ/ピクオリ)モモ(ロボット)などなどと仲良くなった。

気軽に対戦できる強い相手が出来たお陰で、ここから成長速度がさらに加速し、最終的に僕は段位戦5段、あぐーは3段まで到達する。そして、こう書くと僕の方が強かったと思うかもしれないが、少なくとも直接対決は互角、いや最後の方はおそらく相当負け越した。あぐーのスマブラは尖った特徴は少なく、平均値(立ち回り、手榴弾の扱い、着地狩り、復帰阻止、バースト拒否などなど)がかなり高いというオールマイティなスタイルになっていたが、明らかに強すぎる部分が1つあった。それは人読みの力で、対戦する身内はほとんどが最初に比べて敗北数が嵩んでいった。と思う。

 スマブラXの集大成として最初で最後の(僕は今作でも行っているが)大阪遠征も果たし、スマバトXFinalに出るが、なんと本戦の敗者側で僕たちは当たってしまう。敗者側2回戦、そんぐんVSあぐー。なんということだ。そこで僕はあぐーにガン処理され、スマブラX人生を終えた。

高校のクラスでのスマブラトーナメントの決勝であぐーに負けて始まったスマブラXガチ勢の道を、あぐー本人によって終わらせられるという綺麗な結果だったし、勝ち目も見えなかったので納得の一言だった。

 

 ちなみにあぐーは、ゲームの才能(それ以外ももちろんあるが)に溢れていて、スマブラはもちろんポケモンやスパⅣなども少ししかやってない割には上手かった。才能人なのだ。その才能人が今何やっているのか?という疑問は当然だろう。長くなってしまったので、それについては次回の最終章で。