ハンター×ハンター読んだよ 後編
【ヨークシン(幻影旅団)編】
ここからが本番。
グリードアイランド編の導入から始まるこの章は、はじめこそグリードアイランドにすぐ行くんじゃないかと思わせつつも、全く行かずに行けずに5巻分経過するという章だ。
レオリオとは合流するが、クラピカはクラピカでアナザーストーリーがあり、それも本編に絡んでくる…というかむしろそっちが本編になっていく。
完全に幻影旅団のターン。
そしてクラピカのターン。ウボォーギン VSクラピカはとにかくかっこいい。
『どの系統の能力(ちから)も100%引き出せる』
― 絶対時間 エンペラータイム ―
一押しシーンは、尾行しているキルアやゴンにノブナガがチラリと目をやるシーン。
【G.I(グリードアイランド)編】
ゲームの中に入るというワクワク感満載の章。
ビスケ初登場。いいキャラしている。
ここでもしっかりと修行していくキルアとゴン、どこまで強くなれるのか。
「やる?二次試験」で、キルアの成長具合が窺える。
ゴン&キルア&ヒソカのコンビネーションが熱い!
一押しシーンは、爆弾魔 VS ゴン。
【キメラ=アント編】
H×H史上最高にて最大の章。
女王が海辺に流れ着き、食料として人を食いまくる衝撃的なスタート。
注目シーンが多すぎるが、まず目に付くのはグロさやエグさ。
ネフェルピトーがポックルの脳味噌を弄るシーンはあまりにも有名。
王直属護衛軍3匹のボス感、そして王のラスボス感に絶望する。
この章の特徴は、バトルや心理描写が凄まじいところも挙げられるが、何より敵であるキメラ=アントが精神的にも戦闘的にも急成長していくところが一番だ。
特にピトーの、初期の残虐さが嘘のような王への献身的態度が急成長を物語っている。
一押しシーンは多すぎて挙げられない。ネテロ会長が出るシーンは全て良い。
あとは、盤上競技"軍儀"の達人かつ盲目の少女コムギを通しての王の成長は見所。
キメラ=アント編を見るためだけにでも、H×Hを最初から読んで良かったと思えるだろう。
【選挙・アルカ編】
ナニカが怖い。
パリストンが怖い。
総評
ハンター×ハンターはおもしろい。
今まで読んでなかったことが悔しいほどに…。