2017冬アニメ 感想
では書きたくてうずうずしていた2017冬アニメいきます。最近の中では見てた本数が一番多かったクールだと思う、まだ数えてないけれど。
放送前に期待していた順でやっていきます。評価は5点満点で。
4.4点
2クール目。
原作が続いてるマンガのアニメ化となると、終盤をアニメオリジナル展開にして綺麗にまとめてはい終わり解散!ってのが多い中で、そんなこともせずご丁寧に2期の発表までして原作ファンを安心させてくれるいいアニメ。ちなみに昔から原作買ってます(古参アピ)。
ただ原作だと文字の情報量がとてつもなく多いので(種類で言ったら違うが文字の多さは銀魂レベル)アニメの方が見やすい人はもしかしたら多いのかもしれない。
一番見たかった○○VS○○は2期にお預け… 気長に待つ。
勝負事に携わる人間に見てほしいアニメ、それこそスマ勢とかに合うと思う。
4.5点
ザ・期待以上。
原作の雰囲気が好きだからアニメで損なわれないか心配だったが、らしい演出が多く原作の雰囲気を内包したナイスなアニメ化だった。
なによりエロシーンの濃度というか密度というか圧というかなんというかがすごい。えっちすぎる。こればかりは確実に漫画を越えた。えっちゃんと花火のシーンはあと139兆回くらいあってもよかった、見たかった。
作品のテーマとしても終始ぶれずに一貫してクズの物語だったし、その割には綺麗にすっぽりとそのまま額縁に収まるような終わり方するし。1クールでさらりと物語の始まりから終わりまで描いてくれるのは高ポイント。
規制に負けなかった点も含め、ノイタミナよくやった。
4.6点
1期が面白かったアニメの2期は必ず不安になる病気を皆さんも患っていると思うがが、このすばにはそんな心配無用ということを分からせてくれた最高の2期。
独特の崩れたような崩したような作画はそのままに可愛さもパワーアップ、面白さもパワーアップ。このノリの良さとテンポの良さは他のアニメで真似できる代物じゃなく、まさにこのすばクオリティ。たくさんアニメを見てみたがどのアニメにも当てはまらないこのすばにしかない良さがある。昨今のギャグアニメの中では間違いなくトップの上にキャラの可愛さも相当上位なので非の付け所がない。
3期本当にお願いします。リサーチ情報によると、もしアニメの続きをやるとすれば次の3期にあたる部分が一番面白いらしい。まじか、1期2期より面白いってまじか。
3.9点
同じ"亜人"ものでも向こうとはほぼ真逆なタイプの作品。
良い点は、見入っても頭を空っぽにしてもどっちでも楽しめるところ。悪い点は見入っても頭を空っぽにしてもどっちでも楽しめてしまうところ。案外いいことを言ってたりするシーンもちらほらあるが基本的に物語がそこまで動かず、かといって日常物でもないため退屈といえば退屈かもしれない。
まあ、そこを抜きにした他の部分の平均点はとても高い。11話では先生の気持ちになってしまい結構感動。
2.9点
通称カオチャ。ゲーム原作。カオスヘッドというゲームの続編として発売された。
カオスヘッドのアニメ化は失敗したらしく今作も期待されていなかったが、自分はそもそもカオスヘッドを見ていなかったのでイマイチその考えに乗り切れなかった。そしてカオスチャイルドを見た結果「カオスヘッドもこんな感じだったんだろうな。」という感想を抱いた。
なんか2期もやるらしいけれどそんなことより原作のゲームがやりたい。というかむしろ『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』とかいういかがわしい続編(?)が発売されたみたいなのでそっちの方がやりたい…。
3.3点
原作は漫画。
総合的にツッコミどころが多かった。そのツッコミどころでグッと堪えることが出来れば楽しめる。自分は堪えて楽しんだ。
バンドアニメらしく曲はかなりしっかりしていて聞きごたえがあるものばかり。そしてキャラクターも可愛い。小雪ちゃんに自室で迫られて理性を保つ主人公は天晴。
風の噂によると原作改変がひどいらしいが、その意見は見なかったことにしている。
4.2点
きらら枠なのにストーリー性が2ミリくらいあって驚いた。きらら枠=ストーリー無しじゃないのか…。
全話安定した作画、安定を越えた可愛さ、最終回が温泉回。
男がいないアニメっていいですね。最近のこういう可愛い癒し系アニメの中ではトップクラスで良かった。
Rewrite 2ndシーズンMoon編/Terra編
3.4点
1期を頑張って視聴したのに2期を見ないのは勿体ない精神で視聴。
2期になったら物語を理解出来るかなというのは希望的観測だったらしい。ちんぷんかんぷんのまま見ていたが、それでも話がとてつもなく壮大だったので雰囲気は伝わってきた。なんとな~くで見ていて最後まで物語をあまり理解出来なかった割にはアクションその他かっこいいシーンのお陰で高い点数となった。
全くおすすめしない。
3.8点
軍事ものはあまり見ないが、上の画像のようなキャッチコピーに弱く思わず視聴。
2話の衝撃は忘れられない。幼女の皮をかぶった化物どころか……いややめておく。興味を持った人がいたら1話を飛ばして2話だけ見てもいいかもしれない、正体はそこでわかる。
最終回の演説も如何にも軍事ものという感じで好きだった。
エンディング後のCパート(ギャグパート)が笑いのツボを刺激してきたことも書いておく。
3.3点
ほぼアマガミ。ほぼ劣化版。それでもそれなりに面白いのは流石アマガミといったところ。
お色気シーンが足りない、-114514点。
3.7点
いかにもラノベ原作みたいな顔しておいて漫画原作だという罠。タイトルやあらすじを見て受けた印象よりは遥かに面白く、ギャップにやられた。
全然期待してなかったのにいつの間にか毎話楽しみにしている自分がいて悔しかった。
可愛い病弱のお嬢様キャラってどうしてこんなに可愛いのか。
4.3点
このクールの隠れた実力者といえば間違いなくこのアニメ。
全くのノーマークだったが1話から引き込まれ、そのまま最後まで世界観に浸らされた。こういう雰囲気が好きな人は多いと思うのでぜひ。欠点は序盤の話に起伏が少ないところか。中盤からどんどん動き始めて終盤まで進んでいく。
何となく、ルパン三世とか好きな人に合いそう。
4.1点
BSプレミアムで前編後編の2編に分け放送。気合いを入れて作られているのが作画を見てすぐに分かった。これは見ていない人が多そうだし2話と短いためネタバレが割と致命的になりそうなのでふんわりと。
とりあえずそれだけ。見たいと思っている人は見た方がいい。
5分アニメは点数付けなくていい気がする。
常時主観モードの萌えアニメ。全話見ても30分程度なので暇でしょうがない人はどうぞ。
点数化不可
最強の話題作。
大好きすぎて冷静な点数が付けられなそうだったので点数化は無し。我々は賢いので。
後日、けものフレンズだけの記事をアップする可能性あり。
フェネック×アライさんの素晴らしい絵があったら@song1000にDMで教えてください。
これに加えて『リトルウィッチアカデミア』と『弱虫ペダル NEW GENERATION』が継続中。
自分の中ではここ2,3年くらいで一番の豊作だったクール。『ガヴリールドロップアウト』と『小林さんちのメイドラゴン』を逃がしたのがショック。いつか見る。
たけら宅総当たり
せっかく御呼ばれしたので書く。
たけら リュウジ kept bAフト ロツク そんぐん taranito ライト RYO ゆず の10名。
1戦目 ロツクヨッシー DD使用 ××
絶対全勝するぞと意気込んだ初戦にボコボコにされた。下投げメテオとか下投げ空上とか食らいまくった…。前日のフリーではそこそこに勝ってただけにメンタルが死んだ。しかし総当たりが終わったあと改めてフリーしたらボッコボコにされたから前日フリーは幻だったのだろう。対ヨッシーやらなければと強く思わされた。
1戦目負けたお陰か上手い具合に吹っ切れて立ち回れた気がする。自分の動きはなかなか良かったのとリュウジさんの動きが硬めだったのが響いて勝利。こちらも対戦後のフリーで分からされた。もっと対クラウドの経験を積みたい。
3戦目 たけらリュウ ゲムヲ使用 ○○
直前までDDにするか迷っていたが、ロツク戦が脳裏にちらつきひとまずゲムヲを出すことに。空後を最後まで当てない復帰阻止を久々に決めれて落とせたり、飛び込みに上スマを合わせて倒した。たけらさんの苦悶の表情を見て、リュウに比べるとゲムヲは繊細な動きが少なくて大会など大事な対戦で使いやすいなーとこの時ちょっと感じた。
4戦目 bAフトマリオ ゲムヲ使用 ×○○
使ってるキャラとの戦い。マリオはそこそこ得意なのでゲムヲ。フト君の着地狩りが激ウマで終始厳しかったがギリギリで勝利。確定バーストの下投げ空上はちゃんと入るキャラにはやっぱり強い。なかなかの激戦だった。
5戦目 taranitoネス ゲムヲ使用 ××
これも結構キャラを迷ったが、対ネスの経験はほとんどないので消去法でゲムヲ。1戦目の1スト目だけはそんぐんペースだったが復帰阻止の上Bパラシュートを何故か閉じてしまい落下。そこから調子も急降下でこれでもかというくらいボコられ負け。taranitoの回避読みが本当に上手くて技を全く差し込めなかった。
6戦目 ゆずロゼッタ シーク使用 ○○
優勝候補だと思っていたゆず君が結構負けていて落ち込んでる中の対戦だったのでいつもより弱気だったかもしれない?上手くチコを倒せてこれぞ対ロゼッタといった試合展開で良かった。朝から対ロゼッタ付き合ってくれたキリハラGOD本当にありがとう。対戦後、ゆず君はごろごろと転がってた。
7戦目 RYOソニック DD使用 ○○
お互いその時点で2敗同士、負けたら3敗で優勝争いから脱落するという大一番。2戦とも終点で対戦できて嬉しかった。まあおそらく向こうも喜んでたが。ほとんど五分展開だったが、復帰のフリップキックが噛み合いソニックが上バーストしたり、大事な場面で回避着地になったところを横スマなどを当てれることがあり接戦をもぎとった。
8戦目 ライトダックハント マリオゲムヲ使用 ×○○
この対戦の前にbAフトライトでライトさんが勝ってたのでマリオ出すのを一瞬躊躇った。案の定普通に負けてしまったので2戦目からゲムヲにキャラチェンジ。高めのコンボ火力を出せてバーストも上手くいき何とか2本先取。この後フリーでゲムヲをめちゃくちゃ使わされたのは言うまでもない。
9戦目 keptむらびと ゲムヲ使用 ×○×
これに勝てば1位、負けたら3位の最後の戦い。kept応援団のリュウジさん(俺が負ければ1位確定)が隣にいても気にせず倒そうと思ったが敗北。終始冷静なパチンコを撃ち続けられて圧があった。そして3戦目のラストのkeptむらびとの粘りに脱帽。勝てば1位だけに相当悔しかった。しかしこれもまた定め…。
ちょっと見辛いかもしれないけど総当たり表の最終結果。
結果、6勝3敗で3位。1位になれなかったのは悔しいけれど、こういった総当たりの機会を与えてくれたことが嬉しかったから良し。呼んでくれたたけらさんに感謝。動画を作ってくれたライトさんにも感謝。実況をしてくれただいのすけにも感謝。総当たりが終わったあとにもフリーしてくれたスマブラ大好キッズのみんなに感謝!スマブラ漬けで楽しい一日だった。第2回の開催が待ちきれないので、どうぞよろしくお願いします!平日大会もとても楽しみ。
2016秋アニメ 感想
今更秋アニメの感想書くなんて酔狂にもほどがありますね。
でもまあ、一生書かないよりはマシかと思って。
放送前に期待していた順でやっていきます。評価は5点満点で。
3.9点
2クール目。楽しめた。
が、なにか自分の中でSAO1期的な尻すぼみ感がありどうしても4点以上を付けることが出来なかった。悔しい。
これも1話の出来が良すぎたのが敗因か。あとレムよりもエミリアが好きだったのも原因の1つだろう。2クール目は特にレム劇場だったので。1話を抜きにしたら、白鯨戦がピークかなー。
2期来る前に原作読もうかすごく迷う。
ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢高校
4.3点
元々の期待が大きいのにそれを上回ってくれる良アニメ。2期もそうだった。今のところ原作の一番の盛り上がりポイントだから当然と言えば当然なんだけど神回の連続。
ツッキーファンの僕としても4話は大満足の演出。
このアニメは原作をめちゃくちゃ大事にしつつ、アニメでしか描けない、表現出来ない部分をしっかり動かしてくれるから素晴らしい。4期はよ~。
4.6点
あの1期の出来から見てどう足掻いても面白いのは分かってたんだけど分かってなかった。やっぱりおっっっもしろい。
さらにすごいのが、1期とはまた違ったストーリー展開で1期を超えてくるということ。こんなこと書いておいて1期の詳細なストーリーはあんま覚えてないんだけど(←ォイw)確か、あすか先輩となんとか先輩の間でなんとかがあって~みたいな話が結構本筋だったはず。2期ではそのあすか先輩の闇部分に迫って迫ってそれはもう迫りきっていてこっちとしてはハラハラした。
ただそのせいで1年生諸君(とはいえサファイアと葉月は割とどうでもいいから麗奈ちゃんピンポだけど)の影がだいぶ薄くなってたのはちょっと残念。 ま、夏紀先輩が可愛かったからオールOK。
3.8点
みんな大好きノイタミナ枠から舟を編むの登場。幸いなことに原作を読んでいなかったので新鮮な気持ちで視聴。
全体を通した感想は、「話はもちろん面白い。でもアニメにはあんまり向いてなかったね。」
辞書編集部のお仕事なので動きが少ない。写真家とかと違っていろんなところに出向くわけでもなく部屋にこもりがち。
ただ1話でのイメージ映像は良かった。海に浮かぶ観覧車とか心をくすぐってくる。
3.7点
楽しくて面白くてキャラが可愛いという条件が揃っていれば、ストーリーがある程度しょぼくても十分に面白いということを立証してくれたアニメ。いや知ってたけど。
可愛いキャラ同士のちょっと黒い掛け合いがツボ。本音と建前を感じさせるギャグが多くて笑えた。
声優あるあるとかはともかく、このアニメに限っては主人公の挫折とリスタートみたいなシリアスとか無かった方が良かったかな~って珍しく思った。シリアス基本好きなのに。あと、ガリナンって略し方ダサくて嫌だった。
4.5点
僕は、"物語シリーズ"や"四畳半神話大系"のように早口でまくしたてるアニメが大好物なのです。つまりオカルティックナインは大大大好物ということなのです。
最終回の今一つ感を含めてもこの点数。毎話毎話相当楽しみにしてた。
メインキャラクターたちの信用できなさ(主人公も含め)が異常で、一体誰がどんなことを企んでどんなことをしでかしてどんな展開になってしまうのかと一分一秒も目が離せなかった。りょーたすの爆乳、もはや奇乳クラスのおっぱいはきつかった。
ゲーム発売されたら買う…。でも欲を言えばアニメの2期もやってほしい…。
この期のダークホース枠。
3.2点
ストライクウィッチーズ大好きだから逆に期待してなかったのがラッキーだった。
ほぼ全てにおいて劣化版。特にCGグラフィックの稚拙さが目立った。聞いた話によるとストパンの時の優秀だったCGクリエイターがチームから抜けてしまったらしく、そのせいでとのこと。そういった面やストーリーやキャラの可愛さで大きくストパンに劣ってしまった、続編で失速した典型的なアニメ。
それでもそれなりには楽しめたのでひどい点数は付けなかったつもり。
3.3点
刀語やはたらく魔王さま、Steins;Gateを手掛けたあのWHITEFOXの初の完全オリジナルアニメ。
しかし全体的にパッとせず飛び抜けて面白いところがあまりなかった。強いて言えばゆまちんの暴走っぷりが面白いのかな?でも自分にはあまりヒットしなかった。
しかし最終回手前のお父さんのシーンは涙をこらえるので必死だったくらいなので親子愛的な観点からは割と評価が高め。
3.5点
一昔も二昔も前に感じてしまうキャラデザと作画にもかかわらず、なかなか熱くいいアニメ。系統としては咲や黒子のバスケに寄っている。能力系スポ根もの。
そしてちょっと百合チック。メインヒロイン(?)はツンデレ、対戦相手にヤンデレも存在。
某○sannがドハマりするのも何となくわかる、癖が強めの病み付きアニメ。
というわけで2016年秋、平均点はそこそこ高めでこれといったハズレも少なく、偏差値54って感じのクールでした。
独断と偏見にまみれた、僕が思うキャラ別強者 ―特別編 つールカリオ―
概要はこの記事の初めの方を読んでね。
つー / TSU-(@tkmtbs)
オンライン オフライン
- Frostbite2017準優勝
- 闘会議2017当日予選優勝 本戦ベスト4
- Umebura24 ベスト3
とうとうこの男のことをブログに書かないといけないときがやってきたようだ。
実は、キャラ別強者記事で既にルカリオについて書いているがそのときにつーを入れるか入れないかで迷い、結局入れずにブログをアップしたところ、後日つー本人からお願いされたので適当に「僕のライバル。今後に期待。」とか生意気なことだけ書いて追加していたがこの記事にて撤回させていただきます。
つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!つー様万歳!
Frostbiteでのつーの快進撃は全世界に衝撃を走らせた。
Tweekクラウドを倒し、流れに乗りVoiDシーク、かめめシークを撃破。ついにはあのZeRoも勝者側で破壊するという、まさに偉業を成し遂げた。ルカリオは海外であまり結果を出せていなかったキャラ、それに加え視聴してる側は面白いので、より一層目立ちに目立った。
つールカリオは波動弾溜めをちらつかせて相手のダッシュやシールドを誘い、そこを上手く掴んでから最大火力を取り続けるスタイル。振る技があまりなく序盤の殴り合いは極端に弱いルカリオも、掴みさえ通し続けられれば火力負けしないんだということを教えてくれたが、きっとZeRo相手にそれを確実に実践出来るのは今のところつーしかいないだろうというくらい飛び抜けて上手い。
さらに、最近ではバーストの択が以前にも増して豊富になっていることがZeRo戦で確認できた。投げからの空上や回避読み空後、押し付け空後や波動弾当てだけでなく、空下からの横Bやそんなところから?と驚くような波動弾キャンセル空上。スマッシュの練度も非常に高まっていて、ここぞというときに当てる横スマがかなり多くなってきたように感じる。
そして何より相手をバーストした後のクールな表情が素晴らしい。対戦後の笑顔も素晴らしい。Frostbiteでの凍った顔写真はめちゃくちゃ面白いし、PGのイケメンランキングにも飛び入り参加させられたり、CaptainZack×つーのラブラブファンアートを描かれるなどプレイング以外の面でも魅力たっぷり。今一番海外勢に愛されているJapaneseプレイヤーと言っていいだろう。ナウなヤングにバカウケだ。
そんな彼にも2つ弱点がある。1つは、HIKARUきしゃに当たった瞬間にトーナメントが終了すること。(本人はそんぐんも勝てないと言っているが怪しい。)そしてもう一つは、Twitterのいいね欄である。全然いいねじゃない。極稀に「お。これは…。」と思って保存していることは黙っておきます。
一躍、スマ界の時の人となったことによりその後の海外大会も今のところ招待続き(多分)。これからさらなる結果を出すことを一ファンとして超期待している。
独断と偏見にまみれた、僕が思うキャラ別強者 ―ミュウツー編―
ミュウツー編。
概要はこの記事の初めの方を読んでね。
あばだんご / Abadango(@LG_Abadango)
オフライン
- Pound2016 優勝
- ウメブラ25 準優勝
- スマバト闘会議GP2015 準優勝
- EVO2015 ベスト4 EVO2016 ベスト6
- CEO2016 ベスト4
- SuperSmashCon2016 ベスト8
- 理科ブラ4,6 優勝
これがLuminosity Gaming所属プロの戦績、とくとみよ。圧倒的一桁の数、そしてその半数以上は海外のビッグトーナメント。国内では…みたいなことをたびたび言われているがあまりにも海外で結果を出しすぎているため、あばだんごプロへ求めるハードルが高くなっているのかもしれない。しかし直近の国内の大会は成績が良いので、これからは日本でも結果を出し続け、国内外で大活躍するかっこいいミュウツーが見れるだろう。
プレイ以外で注目すべき点はもちろん行動力の高さだろう。ここまで精力的に海外に行き続けてトーナメントにエントリーするスマブラーは唯一無二の存在だ。とうとう10月8日には全スマブラーが今か今かと待ち侘びていただろう、プロ加入が決定。この場を借りてもう一度、おめでとうございます!
上記のように上位入賞が比較的安定する理由は強さと上手さを併せ持ったプレイスタイルのお陰だと自分は考えている。
例えば、相手があまり差し込みが強くないキャラ(分かりやすいのでゲッチ)の場合、相手の攻撃が届かない間合いであの長い下強を振りまくり当たった瞬間に空前などでコンボを繋ぎリターンを一気に取っていく。またシークなどのバースト力に欠けるキャラとのバースト対決になると、リスクを付け辛い素早い空前を嫌らしい間合いで何度か振って、当たればもちろん勝利、当たらなければどこかで晒すガードに掴みを通して上投げバースト。相手キャラの弱点、自分のキャラの長所をしっかりと理解した上での理不尽なまでのムーブ。これがあばだんごプロの"強い"スマブラスタイルで、一見当たり前のようだけど徹底できていない人がとても多い。
そして"上手さ"の面。空NAからのコンボ、踏みつけ金縛り上スマor横スマや上強上スマ、低%ではしっかり相手の飛ぶ方向を確認して空前ヒット。崖の2Fに対する空下メテオや台ステでの上Bキャンセル。これらの精度が非常に高く、さらに見た目的にも派手だったりかっこよかったりする動作で、これが国内国外問わず、ファンを惹き付ける理由の一つだろう。やはり人間誰しも、ド派手なかっこよさに魅了されてしまうものだ。そういった空NA踏みつけ金縛りなどの練習も日々行っているからこそのあの精度なのである。こういった地道な努力が段々と実を結んで、プロになったと言っても過言ではない。
パックマン、ワリオ、メタナイトとキャラを変えてはいい成績を残してきたこの男が最後に行き着いたのがミュウツー。このまま栄光のスマブラロードをミュウツーと共に駆け抜けていってほしい。
せっかくなのでいつものように対戦動画ではなく、好プレー集で。
2016夏アニメ 感想
放送前に期待していた順でやっていきます。評価は5点満点で。
4.3点
これは放送が開始した辺りでみんなが面白いと騒いでいたので慌てて視聴し始めた作品。
確かに面白かった。初回の1時間スペシャルは英断といえる。グッと引き込まれていった。途中、フラストレーションが溜まり続ける展開も多々あったが、必ず放出してくれるという確信があったので(何度でもループできる作品だから)あまりイラつかずに見れた。腸狩りのお姉さんが好き。それとレムよりエミリア派。
2クールものは見続けると半年間になるので、最終回の名残惜しさが厳しい。
ダンガンロンパ未来編 and 絶望編 and 希望編
まとめてでも別々でも変わらず 2.0点 希望編は1.5点
無印アニメの失敗があるから期待していたというか祈りって感じで…。
まず未来編、途中までのハチャメチャバトルアニメとかはまあいいとして、やはりオチ。天願会長がこのコロシアイゲームを仕掛けた動機があまりにもちっぽけで「はあ?」ってなった。それと希望編の話にも繋がってくるが、安直にヒロインを殺し安直に助ける最悪シナリオ。僕は霧切さん大好きってわけではないのでストーリーの完成度のためにもそのまま死んでいてくれと願っていました、ごめんなさい。
未来編は良くも悪くも逆蔵アニメ。最初はこのキャラに苛立ってたし、ぶっちゃけ最後までこいつが全ての戦犯やんって思っていたが、宗方のために頑張ってたあの感動のシーンで宗方に思いを告げるでもなく、そもそも逆蔵が死ぬ前に宗方が間に合うわけでもなく静かに悲しく息を引き取ったのでいろいろ許した。
絶望編は…。2のキャラを動かしてくれてありがとうという気持ちと、七海千秋の人生ってなんだったんだろうという気持ちとこんな気軽に洗脳させられるしょーもない展開に2のキャラを巻き込むなという気持ちと。あ、でも狛枝はほんとかっこよかった。好き。
最後に希望編。カスのカスカス。大戦犯。ゴミ。糞&糞&糞!!!なんとかまとめてくれるかもと少しでも淡い期待を抱いた自分を殺したい。何が一番最悪かってダンガンロンパ2が全て茶番と化したこと。マジで許せない。カムクラ最強アニメ。こいつ一人いりゃいいやんけ。怒りが止まらない。ガンダムがかっこよかったのとラストで2メンバーが楽しそうにしてたのが救い。
orange
2.7点
面白そうだと思ったんだがなあ…。
実際最初はかなり楽しめてた。翔のメンヘラが浮き彫りになってきてからは、周りの優しいメンバーたちがこいつに振り回されてるのを見ていられなかった…。須和が聖人君子染みている。ちゃんと見ていた割に、翔のメンヘラ感想しか出てこない辺り、印象が弱い。作画も途中から力尽きたのかなかなかひどいシーンも多かった。映画もやるみたいだが見なくていいかなあ。
3.9点
期待通り良かった!最初から最後までノリが激変するわけでもなく、いい具合の日常といい具合のギャグといい具合のシリアスとで配分が完璧だった。それとエンディングが毎回変わるのも昔の曲ばかりなのも最高。生足魅惑のマーメイド♪
主人公の性格が結構好みで日代さんもかわいいしその他友達たちもムカつく奴も少なく、ぎすぎすしても次の回には仲直りする安心感もあったので肩の力を抜いて視聴できた。弟に原作借りて読んじゃおw
バッテリー
3.8点
ノイタミナで、さらに知っているタイトルなので結構期待していた。原作は読んだことがあるが小さいころだったので全く覚えてない…。それはそれでよかった。
想像以上にムカつく登場人物たち、胸がざわつくシナリオに心をゆさゆさされた。誰一人として共感できる登場人物がおらず、こいつら尖り過ぎだろと思った。野球そのものではなく、野球を通して成長する心を描く物語なので、調べたところ原作通りらしいラストの不完全燃焼感には納得できる。もちろん続きが見たい気持ちは大きいが…。OPとED、特に後期のEDが素晴らしい。EDの映像も色彩が超好み。
モブサイコ100
4.5点
原作を読んでいるため、序盤だけが不安だった。結構退屈。しかしアニメとして動くとそこそこ楽しんで見れたかなという印象。
この作品の(アニメでの)中盤からの盛り上がりは大好きで、どんな感じに仕上がるかなーと思ったら作画すごくてぬるぬると動く戦闘シーン。こりゃ面白くないわけがない。モブの覚醒もしっかりかっこよく、おどろおどろしく描かれていて実に良かった。2期やりそうな雰囲気も出ていたしワンパンマンと共に、これからも楽しみな作品。霊幻師匠大好き。
3.7点
「今日も1日頑張るぞい!」の作品としか認識していなかったが、安定の動画工房のアニメという感じで作画等々が非常に安定していた。キャラがみんなかわいいし、この手の他の日常物と比べても温泉シーンや着替えシーンが多かった気がする。内容も、入社から1つのゲームを作り終えるまでをきっかり1クールにまとめてくれて綺麗に終わった。こういう漫画やアニメにリアリティはいらない。ほんわかさせてくれればそれでいい。自分は金髪の女の子が好きだと再認識させられた。
2.8点
色々とお粗末なアニメ化だった。それでも見応えあるシーンや回などはあったし、特に中盤は俺の中ではかなり好き。ただ序盤と何より終盤がやばかった…目を覆いたくなるような残念展開の数々…。まあしかしながら、これは2期に続くための繋ぎの1クールだったみたいで驚きと安心が入り混じった。1クール丸々溜めに使うなんてなかなか出来たものじゃない…。ただこの1期を見て果たして2期を見てくれる人は何%いるのか疑問。キャラがかわいかったので僕は見るけど。
振り返ると驚異の「Re」率だ…。ダンガンロンパに熱が入り過ぎてる感。来期は今期よりは見るもの少ないかも。ハイキューと3月のライオンはちょーー楽しみ。
君の名は。に対する思い ※ネタバレ注意
素晴らしいとしか言いようがない。
2回見に行ってもまだまだ見に行きたい気持ちが衰えない映画。
タイトルでしっかり書いてあるのでまどろっこしいことは抜きにどんどん本編の感想に入る。感想というか考察をしたいなと思わなかったというと嘘になるが、身内贔屓無しにこのブログが考察をほぼ完成させてしまっているのでそっち方面で僕の出番は無い。
http://ctlky56.blog25.fc2.com/
では、君の名は。サウンドトラックを聞きながら書きたいと思う。
- 夢灯籠
突然の夢灯籠+テレビアニメのようなOP映像で幕を開ける。これには少し驚きを隠せなかった。こういったテレビアニメシリーズを彷彿とさせるようなオープニング演出をアニメ映画ではあまり見ないからだ。そしてそもそも主題歌は前前前世だったというのもあり、のっけから違う歌が入るのかと贅沢っぷりにも驚いた。
映像自体もテレビアニメのように「ネタバレ上等!」といった思い切ったもので完全に引き込まれていってしまった。
ああ「願ったらなにがしかが叶う」その言葉の眼を
この歌詞の部分の映像の三葉。驚愕の作画枚数の多さでぬるぬるっと動くので必見。超おすすめシーン。そしてその後の君の名を今追いかけるよで綺麗に始まる君の名は。
- 前前前世
三葉の鬱々とした学校生活や雪野先生の嬉しい再登場、口噛み酒の儀式や瀧くんと入れ替わった先でのイタリアンレストランのバイトなどを経て、BGM「ふたりの異変」での大きな盛り上がりからそのまま繋がるこの前前前世。グッジョブな繋ぎ。流れた瞬間の観衆の気持ちは「きたああああああああああああああ!!!」で間違いないだろう。とてつもない疾走感を持つこのシーン。ここまで楽しげでワクワクした疾走感は見たことがなく、君の名は。のポジティブな部分全てを象徴する名シーン。ここだけでもアニメ映画として莫大な価値がある。
- 御神体
今までとは明らかに雰囲気が違う荘厳なBGM。もちろん入れ替わった瀧くんが口噛み酒を置きに行くシーンだ。三葉のおばあちゃんが、ここから先は幽世、つまりあの世なんてセリフをさらっと言い少しドキリ。さらに何と言っても「あんたいま夢を見ているな?」。夢から?現実から?これまでの楽しげな雰囲気から?一気にヒヤッと引き戻された。ここから何が待っているんだろうと一瞬で考えを巡らせてしまった。
- 消えた町
入れ替わりが起きなくなってからはまさに怒涛。展開の波が押し寄せて観衆をシリアスへとさらう。彗星がこの話で重要な意味を持つのは分かってはいたが…。高山ラーメンのくだりや奥寺先輩のかわいさで一笑いありつつも、この絶望のBGMにたどり着く。題名の通り、糸守は跡形もなく消えていた。図書館で知りたくなかった死の事実や旅館での記憶との戦いも壮絶。御神体へ再び向かう瀧を応援する高山ラーメンのおっちゃんと観衆たち。ついつい握り拳を作ってしまう。
- かたわれ時
とうとうやってきた邂逅。実はここのアニメアニメした作画が少しだけ気になったのはここだけの話。他の場面よりもやたらアニメっぽかった。名前を書こうとした瞬間ペンを落とす演出は良かった。悲しかった。本当に出会えた時間がほんの数分だったのがより一層。ここからの展開が、また熱い。
- スパークル
いやあ~…溜める溜める…。めちゃくちゃ長くてめちゃくちゃ最高としか言えない。作戦を実行し町中の電気が消えながら流れるスパークル。町中に偽の避難アナウンスが響き渡りながら流れるスパークル。三葉とてっしーがお祭りの準備にあたっている人たちを避難させようと奮闘しながら流れるスパークル。そして…彗星が落ちてきながら入るスパークルのサビ。前前前世とは質の違う疾走感、いやむしろ焦燥感か。それが僕ら観客を襲う襲う。二度目の観賞ではスパークルが流れ始めてからエンドロール終了まで一生涙をこらえてた。君の名は。クライマックス幕開けの歌。
時計の針も2人を横目に見ながら進む
この歌詞がスーパーお気に入りフレーズ。
- なんでもないや
まさかの瀧くんの就活に若干心を折られながらも、クライマックスになるとなんでもないやが流れ始めた。
いつ聞いても歌の入りがやばすぎる。語彙力を失ってしまう。ここからは涙を止めようがない。不可能と言っていいだろう。初見では、本当に頼むから話しかけてくれ気付いてくれ思い出してくれと願いまくったものだ。瀧くんよく頑張った。秒速5センチメートルを彷彿とさせるシーンが多かったのが非常に印象的。心のぞわぞわが止まらなかった。
さらにエンドロールへの入りのアカペラ。これも素晴らしい。
僕らタイムフライヤー時を駆け上がるクライマー 時のかくれんぼはぐれっこはもういやなんだ
まとめ
- CD購入を強く勧める。聞くだけで映画の世界観に浸れる。
- Another Side購入を強く勧める。映画だけでは説明不足感のあった事柄がまとめて知れる。文章も読みやすい。
- 何度も何度も映画館に足を運ぶことを強く勧める。いつかテレビなどで見れる時は来るだろうが、この至上の作品を映画館で見れるのは今だけだ。
- 過去作品を鑑賞することを勧める。自分も秒速と言の葉しか見れていないが、他作品も見ようと思う。君の名は。をさらに楽しむことが出来る。
- 飛騨に行くことを勧める。僕は行く。
- イタリアンレストランでバイトをすることを勧める。奥寺先輩がいるかも。
- 日記を付けることを勧める。朝起きるのが楽しみになる。
ここからは余談。というのは嘘でむしろここからが本題。
君の名は。この作品はハッピーエンドではない。
もちろん街を救って多くの命も救っているのでバッドエンドであるはずはないが、だからといってハッピーエンドだと手放しで喜びたくない。
なぜか。
理由は唯一つ、三葉と瀧の記憶がほぼ戻らなかったからだ。
「何を言ってんだ。記憶は戻ったじゃないか。だからあのクライマックスなんだろう。」という声もあるかもしれないが、確かにずっと何かを探していてその何かというのはお互い、つまり三葉と瀧のことだということはぼんやり分かったんだろう。しかしそれだけだ。結局は名前も思い出せなかった。
真の意味で大衆向けにするのであったら、最後は奇跡で記憶をほとんど、あるいは全て思い出させて終了でも良かった。それくらいの奇跡が起こる、起こってしまうのがよくある大衆映画だ。しかしそうしなかったのは新海誠が新海誠たる所以、つまり作家性に出ている。今作は最初から大衆向けにしようという方向で舵を取り全ての要素がそれに寄っていったように思う。RADWIMPSや神木隆之介の起用や、元々の上映劇場の今までと比べた圧倒的多さなどだ。だが新海は最後の最後で作家性を忘れなかった。忘れられなかったのか忘れなかったのかは定かではないが。
自分の中では、このことがあるので、君の名は。の大ヒット、そしてラストの展開に対する文句などの少なさは割と自分にとって衝撃的だった。最高のハッピーエンドでなくてもいいのか、それでもここまでウケるのかと。もっとこう…サマーウォーズのような一点の曇りもないハッピーエンドでなくても…いいのかと。ここまで書いて、「そういえば時をかける少女は普通に切ないストーリーだったな」と思い出した。まああれは切なくて良い話として認知されている気がするし…。君の名は。はハッピーエンドみたいな風潮になっているのがあれれ?となっているだけであって。うーん、どうにも大衆向け=完璧なハッピーエンドという固定観念があるのかもしれない…。反省。
話の着地点が分からなくなってきたが、一貫して言いたいことは「君の名は。は言うほどハッピーエンドではないだろう。」に尽きる。
僕みたいに君の名は。に、あまりのめり込み過ぎず、しっかり賢く大衆映画として楽しめた人たちは偉いし、羨ましい。晴れやかな気持ちで映画館から外へと出れた人たちが心底羨ましい。僕はどうしても深夜アニメを見ている感覚が最後まで拭えてなかったのかもしれない。例えるならけいおん!などの一応の終わりがある日常系が近いと思う。2人のイチャイチャっぷりやこの素敵な世界観、それにいつまでも浸っていたい。この映画のクライマックスにはその思いだけが募り、終わってほしくない、一秒でも二秒でも長くこの世界を見ていたい、そんな一心でエンドロール後のCパートも期待してしまった。なんでもないやが流れた辺りでの、第一の僕の祈りは、「この世界観をいつまでも見させてくれ。」というもので流石に叶う筈がないことだと分かっているため僕は第二の祈りをすることになる。それは「頼むから2人の記憶を完全に戻してやってくれ。」だ。しかしその願いすら届かなかった。
瀧と三葉が映画冒頭からずっと繰り広げていた、最高に笑え、最高に楽しく、最高の青春は、結末ではもう2人は覚えておらず。それらを覚えているのは観客だった僕たちだけになってしまう。瀧の頑張り三葉の頑張りてっしーの頑張り、一つの町を救った彼らの頑張りはこの世界では当事者でさえも覚えていない。あんなに楽しかった日々、奮闘した日々全てが。こんなに切ない終わりは、なかなかないと思う。
これを一番伝えたかった。
そして僕はまた何度も何度も映画館へ足を運び、君の名は。観賞中の一時の幸福感、終了後の永久の喪失感を味わうだろう。